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ZERO CITY -HAL-

目次

ZERO CITY -HAL- について(⇒)
†ツアー日程(⇒)
†ツアーグッズ(⇒)
†ツアーレポート

    公演場所 公演日   repo  
  神戸国際こくさいホール 2001. 4. 4      
  名古屋センチュリーホール 2001. 4. 7      
  名古屋センチュリーホール 2001. 4. 8   by サヤカ  
  大阪フェスティバルホール 2001. 5.16      
  福岡サンパレス 2001. 5.19   by チョビ  
  東京国際フォーラムA 2001. 5.20      
  大阪フェスティバルホール < 追加 > 2001. 5.26      
 

同上>

同上

  by チョビ  

 

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ZERO CITY -HAL- について

ZERO CITY の世界

  西暦2100年の世界を想定した舞台。22世紀を迎えようとしている世紀末、世界は大きく3つの自治州に分けられていた。白人文化圏「ゲルマニート」、黒人文化圏「ヒスワニ」、黄色人文化圏「アジガル」。それぞれの文化圏では、民族の血、文化を守るために厳しい統制がとられており、各文化圏の垣根を越えた恋愛は固く禁じられていた。

その中で、統制を嫌って自由を掲げる自治区があった。それが ZERO CITY 。モンゴル高原に位置し、世界から自由を求める人々が集まってきていた。
その指導者は、カール・ビューチー・テツ といった。

ZERO CITYの住人となるためには克服しなければならないいくつかのことがあった。その一つが儀式。到底言葉に表せないような謎の儀式が執り行われてた。また、彼ら住人の生活の中で大きな要素を占めるものそれは、歌と踊りであった。

ところが、この都市は世界の規律を乱すものとして、世界の格好の標的となった。連合軍がこのZERO CITYに迫りつつあった。戦力を持たない平和的な都市、ZERO CITY。彼らが対抗できるのは歌と踊りだけであった。果たしてそんな彼らが迫り来る連合軍と戦えるのか?

そんな近未来を舞台にした自由都市「ZERO CITY」のお話です。


●テーマ

  今回のツアーにはいくつかのキーワードがあります。
「平和」「モンゴル」「近未来」「アジア」「日本」などなど。

まず大きなテーマは「平和」ということになるのでしょうか。
21世紀突入という大きな時代の節目に、資本主義のいきずまり、欲望の追求そんな世の中に、戦争の危機をみたのかも知れません。なんとか大きな戦争は避けてきたのですが、経済がゆきづまると武力で打破しようとするのは世の常なのかも知れません。
そして、次の秋のツアー目前に起こったアメリカでの大規模テロ(貿易センタービルおよび国防省へのハイジャック機による自爆テロ)は世界を震撼とさせました。アメリカはテロの撲滅のためには徹底的に報復することを宣言。上院議会では戦争のための予算も通過し、まさに戦争への準備は整ったという状況ができあがったのです。湾岸戦争の時の日本の失態をついて、戦争協力を迫るアメリカ。日本にも戦争の気配が忍び寄ってきました。
まるでこの情勢を予告したかのようなテーマ設定には驚きです。
今回の平和のメッセージの中には、ガンジーの非暴力非服従の精神が生きているようです。また、零の概念は、ガンジーを生んだインドで生まれたというのも奇妙な偶然。石井さんはこの「ゼロ」に様々な深い意味を持たせているらしいのですがはっきりしたことは分かりません。

そして、自治州がある「モンゴル」という国について。石井さんは以前からモンゴルに深い思いを抱いていたようです。人種的に日本人に大変近い民族。そして、モンゴルといえば、チンギス・ハンを思い浮べます。平和とはほど遠い好戦的なイメージですが、実は無駄な殺戮をせず、占領地の自由や文化を尊重する大変寛容で賢い統治の仕方をしていたそうです。また、放牧のやり方ひとつにしても、とり尽くさない。なくなる前に移動する。むやみに家畜を増やさない。という自然と一体化したエコロジーに優しい方法をとっていたらしい。そんなところから、モンゴルに注目しようとしたのかも知れません。

アジアの世界観というものに焦点を当てて、もう一度アジアの一因としてのアイデンティティを考えよという思いがあったのでしょう。昨年のDRAGASIA から引き続いて「アジア」は大きなテーマの一つ。さらに着物や袴、家紋など「日本」古来の文化を近未来風にアレンジした数々の衣装は大変珍しく、斬新なものでした。


●新たな試み

 
「平和」というこのマジメなテーマをどうエンターティンメントに結びつけるか。ということに恐らくかなり苦労されたのではないでしょうか?
びゅーちーとコータローによる演劇コーナーで、このテーマが繰り広げられるのですが、今回の芝居は台詞をすべて打ち込みにしていたところが目新しい点でしょう。
真面目なテーマをあまりまともにやると返ってクサクなってしまう。ところが今回はこれでもかというほどの潔さでクサク迫ってきた劇でもありました。コミカルな中に見え隠れする真摯なテーマとでも言いましょうか……。
また、打ち込みのセリフでは、ライブの面白さが半減してしまうのでないかとも思ったものでした。色んな人と意見交換をし、出た結論は、恐らく、一番伝えたいテーマがアドリブによってポイントがずれることを避けようとしたのではないかということでした。
ただ、お祭り騒ぎなだけではなく、メッセージ性を追及した今回のツアーは、石井さんのひとつの挑戦であったと思います。そして、また後半に行われるZERO CITY -AQI- にその挑戦は受け継がれていくのでしょう。


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†ツアー日程

  公演場所 公演日 トピックス
  ハーモニーホール座間 2001. 3.24  
神戸国際こくさいホール 2001. 4. 4  
名古屋センチュリーホール 2001. 4. 7  
名古屋センチュリーホール 2001. 4. 8  
札幌厚生年金会館 2001.4.13  
仙台サンプラザ 2001.4.15 仙台放送佐々木アナ登場
東京NHKホール 2001.4.19 仙台放送佐々木アナ登場
東京NHKホール 2001. 4.20 ゲスト:リンダ
神奈川県民ホール 2001. 4.22  
福岡サンパレス 2001. 4.28 ゲスト:ブッチ氏、ミナコ
大阪フェスティバルホール 2001. 5.16  
東京国際フォーラムA 2001. 5.19  
  東京国際フォーラムA < 追加 > 2001. 5.20  
大阪フェスティバルホール < 追加 > 2001. 5.26 ゲスト:佐々木アナ、マッチョ男

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†ツアーグッズ

パンフレット
3,000円。
ZERO CITY 舞台背景の解説つき。ケースの中に入っている本体の冊子は何故かケースの半分の厚みしかない。そのわけはいかに……。

T−wallet
10,000.。黒。革製。
上質な革を使った女性用二つ折の財布。今回のツアーグッズの目玉といえる商品。


T−line
3,500円。
T-walletと同デザインのボールペン。大変書きやすいです。

ゼーラー バッジ
3,000円。
ZERO CITY公認入国証(笑) ツアーマークを形どった大ぶりのチャームに太めの皮ひもがついている。後ろで結ぶタイプのペンダント

M,W,A 携帯ストラップ
3,000円。
ツアーマークをチャームにした、房の長いデザイン。形態にはやや房が長いが、鞄につけたりイヤリングに加工したり、いろいろ工夫できる。




Tシャツ

4,000
長袖
Tシャツ。背中に全公演の開催日、開催場所がプリントされている。

ZERO DOME アロマポット
4,000円。
ドーム部分と、お皿の部分に分かれている。黒いオシャレなアロマポット。



NAV/LAV アロマエッセンス(写真右上)
華やかな香りのNAVと 落ち着いた香りのLAVの2種類

零煎
1,500円。
ZERO CITY の人々が好んで食べるというお菓子(笑)。もちろん龍屋の製品。


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